写真:donnierayjones
いざプログラミングを始めようとしても、
まずどこから何をすればいいのかわからず、
そのまま時間を潰してしまうのはもったいない!!
あなた自身にむけて質問してみてください。
プログラミングで何を作りたいですか?
この質問から始めましょう。
何かを作るという目的がないと、
いくらプログラミングを学習してもやる気は起きません。
やる気が出るきっかけの一つとして、
目的を決めることは大切です。
アプリを作りたい
アプリを作成するにもいくつかの種類があります。
■パソコン上で使用するためのアプリ(デスクトップアプリ)
インターネットを使わないアプリであれば、
C言語、C++、Javaが適しています。
例えば、全く知識のない状態から電卓アプリを作成するまでに
2週間~3週間で作ることができます。
■Webアプリ
インターネットを使用するアプリの場合、
画面レイアウトの作成に必要なものはHTML、JavaScript、CSSです。
また、アクセスカウンターや掲示板を作る場合は、
そのためにサーバ側で処理するためにPHP、Ruby、Javaがお勧めです。
画面レイアウトはシンプルなものであれば
1画面につき1日程度で済みます。
アクセスカウンターや掲示板を作成するのに
2日~1週間で作成することができます。
■スマホアプリ
主にスマートフォンで使用するアプリであれば、
使用するスマートフォンによって開発に使う言語が異なります。
iPhoneによるアプリであれば、Objective-C、Swift。
Androidによるアプリであれば、Javaが主流です。
近年はJavascriptでスマホアプリを作ることができるようです。
さらに、JavaScriptによってiPhone向け、Android向けに
作成できるハイブリットアプリが作れるようになり、
開発の敷居が下がっています。
開発の期間ですが、
例えば、シンプルな家計簿アプリであれば、
2週間~1ヶ月で作成することができます。
ゲームを作りたい
ゲームの場合は、処理速度がもっとも重要になります。
■パソコンゲーム
インターネットを使わないアプリの場合は、C言語、C++が適しています。
作成時間の目安として、
単語を暗記して学習するゲームの場合は、2週間~1ヶ月程度
テトリスなどのパズル系ゲームの場合は、3週間~2ヶ月程度
アクションゲームの場合は、1ヶ月~6ヶ月程度
RPGゲームの場合は、6ヶ月~1年程度
上記のゲームが3Dの場合であれば、さらに1ヶ月かかります。
■Webゲーム
インターネットを使用してアプリを開発する場合は、
HTML、JavaScript、CSSは必須です。
さらにランキングなどの情報を表示したいのであれば、
サーバ側で管理するためのPHP、Rubyがお勧めです。
一昔前はFlashがよく使われていましたが、
今ではHTML5が主流となっているため、
Flashは避けたほうがよいでしょう。
パソコンゲームと比べて容易に取り組めるので、
作成時間の目安として、
単語を暗記して学習するゲームの場合は、1週間~3週間程度
テトリスなどのパズル系ゲームの場合は、2週間~1ヶ月程度
アクションゲームの場合は、3週間~4ヶ月程度
RPGゲームの場合は、4ヶ月~10ヶ月程度
上記のゲームが3Dの場合であれば、さらに1ヶ月かかります。
さらにSNS(ソーシャルネットワークサービス)ゲームも作る場合は、3ヶ月以上かかる上、
ネットワーク通信にかかる負荷も考える必要が出てきます。
■スマホゲーム
スマートフォンでのゲームを作る場合は、
Objective-C、Swift、Javaが容易ですが、
処理を早くしたい場合は、C言語、C++を使って、
組み込むこともできます。
近年はJavaScriptでも開発でき、
だれでも手軽に開発できるようになりました。
今までの主流でいうと、
AndroidではJavaで作られているため、
Javaで作る方法でも構いません。
また、C言語、C++で作成したアプリを動作できる仕組みがあるため、
どちらかというとC言語、C++がお勧めです。
一方で、iPhoneで開発する場合は、Objective-C、Swiftが主流です。
ここ近年の主流にはJavaScriptも加わり、
しかもハイブリットアプリと呼ばれる方法で、
iPhone向け、Android向け両方作れるようになったので、
今後はJavaScriptが主な主流になると思われます。
作成時間の目安は上記のパソコンゲームと同じ期間になります。
電子機器を開発・制御したい
すこし大げさなものですが、
たとえば小さい基盤に小さいモニタを取り付けて、
画面表示を行いたいなど、
「アプリを作る」のではなく、
「ものを作る」ことになります。
ロボットにも当てはまります。
これに関しては、C言語、C++がよく使われています。
最近ではJavaを使うケースも多くなってきました。
作成時間の目安ですが、
小さい基盤 + 画面表示 + 「たまごっち」を作成するのであれば、3ヶ月~半年
小さい基盤 + 温度センサー でスマートフォンから温度を表示するものであれば、2ヶ月~4ヶ月
小さい基盤でリモコンを作成するのであれば、6ヶ月程度
ほかの事例を見ると、
小さい基盤でスマートフォンを開発した猛者もいらっしゃいました。
仮にスマートフォンを開発しようとすると、
6ヶ月以上はかかると思われます。
ロボットの場合は・・・推定できません。
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2023年1月6日10:10 exofebiok@newtopmail.xyz
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