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2019/02/10

まずは目的を決めましょう


写真:donnierayjones


いざプログラミングを始めようとしても、


まずどこから何をすればいいのかわからず、


そのまま時間を潰してしまうのはもったいない!!



あなた自身にむけて質問してみてください。


プログラミングで何を作りたいですか?


この質問から始めましょう。



何かを作るという目的がないと、


いくらプログラミングを学習してもやる気は起きません。


やる気が出るきっかけの一つとして、


目的を決めることは大切です。






アプリを作りたい


アプリを作成するにもいくつかの種類があります。

 

■パソコン上で使用するためのアプリ(デスクトップアプリ)


 インターネットを使わないアプリであれば、


 C言語、C++、Javaが適しています。


 例えば、全く知識のない状態から電卓アプリを作成するまでに


 2週間~3週間で作ることができます。




■Webアプリ


 インターネットを使用するアプリの場合、


 画面レイアウトの作成に必要なものはHTML、JavaScript、CSSです。


 また、アクセスカウンターや掲示板を作る場合は、


 そのためにサーバ側で処理するためにPHP、Ruby、Javaがお勧めです。


 画面レイアウトはシンプルなものであれば


 1画面につき1日程度で済みます。


 アクセスカウンターや掲示板を作成するのに


 2日~1週間で作成することができます。




■スマホアプリ


 主にスマートフォンで使用するアプリであれば、


 使用するスマートフォンによって開発に使う言語が異なります。


 iPhoneによるアプリであれば、Objective-C、Swift。


 Androidによるアプリであれば、Javaが主流です。


 近年はJavascriptでスマホアプリを作ることができるようです。


 さらに、JavaScriptによってiPhone向け、Android向けに


 作成できるハイブリットアプリが作れるようになり、


 開発の敷居が下がっています。



 開発の期間ですが、


 例えば、シンプルな家計簿アプリであれば、


 2週間~1ヶ月で作成することができます。






ゲームを作りたい


 ゲームの場合は、処理速度がもっとも重要になります。




■パソコンゲーム


 インターネットを使わないアプリの場合は、C言語、C++が適しています。


 作成時間の目安として、


  単語を暗記して学習するゲームの場合は、2週間~1ヶ月程度


  テトリスなどのパズル系ゲームの場合は、3週間~2ヶ月程度


  アクションゲームの場合は、1ヶ月~6ヶ月程度


  RPGゲームの場合は、6ヶ月~1年程度


  上記のゲームが3Dの場合であれば、さらに1ヶ月かかります。




■Webゲーム


 インターネットを使用してアプリを開発する場合は、


 HTML、JavaScript、CSSは必須です。


 さらにランキングなどの情報を表示したいのであれば、


 サーバ側で管理するためのPHP、Rubyがお勧めです。


 一昔前はFlashがよく使われていましたが、


 今ではHTML5が主流となっているため、


 Flashは避けたほうがよいでしょう。



 パソコンゲームと比べて容易に取り組めるので、


 作成時間の目安として、


  単語を暗記して学習するゲームの場合は、1週間~3週間程度


  テトリスなどのパズル系ゲームの場合は、2週間~1ヶ月程度


  アクションゲームの場合は、3週間~4ヶ月程度


  RPGゲームの場合は、4ヶ月~10ヶ月程度


  上記のゲームが3Dの場合であれば、さらに1ヶ月かかります。



 さらにSNS(ソーシャルネットワークサービス)ゲームも作る場合は、3ヶ月以上かかる上、


 ネットワーク通信にかかる負荷も考える必要が出てきます。




■スマホゲーム


 スマートフォンでのゲームを作る場合は、


 Objective-C、Swift、Javaが容易ですが、


 処理を早くしたい場合は、C言語、C++を使って、


 組み込むこともできます。



 近年はJavaScriptでも開発でき、


 だれでも手軽に開発できるようになりました。



 今までの主流でいうと、


 AndroidではJavaで作られているため、


 Javaで作る方法でも構いません。


 また、C言語、C++で作成したアプリを動作できる仕組みがあるため、


 どちらかというとC言語、C++がお勧めです。


 一方で、iPhoneで開発する場合は、Objective-C、Swiftが主流です。



 ここ近年の主流にはJavaScriptも加わり、


 しかもハイブリットアプリと呼ばれる方法で、


 iPhone向け、Android向け両方作れるようになったので、


 今後はJavaScriptが主な主流になると思われます。



 作成時間の目安は上記のパソコンゲームと同じ期間になります。






電子機器を開発・制御したい


 すこし大げさなものですが、


 たとえば小さい基盤に小さいモニタを取り付けて、


 画面表示を行いたいなど、


 「アプリを作る」のではなく、


 「ものを作る」ことになります。


 ロボットにも当てはまります。



 これに関しては、C言語、C++がよく使われています。


 最近ではJavaを使うケースも多くなってきました。



 作成時間の目安ですが、


  小さい基盤 + 画面表示 + 「たまごっち」を作成するのであれば、3ヶ月~半年


  小さい基盤 + 温度センサー でスマートフォンから温度を表示するものであれば、2ヶ月~4ヶ月


  小さい基盤でリモコンを作成するのであれば、6ヶ月程度



 ほかの事例を見ると、


 小さい基盤でスマートフォンを開発した猛者もいらっしゃいました。


 仮にスマートフォンを開発しようとすると、


 6ヶ月以上はかかると思われます。


 ロボットの場合は・・・推定できません。



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2023年1月6日10:10  exofebiok@newtopmail.xyz

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